竪樋の支持金具には色々な種類があります。
マンションの竪樋工事が多い弊社では写真の金具を使用しています。
支持金具に関してのお問合せで最も多い質問は長さに関してです。
写真でお判りのように、サイズ(長さ)は各サイズを取り揃えておりますので、
壁と竪樋(パイプ)の有効巾は極端に離れていない限り、各現場に対応でします。
平均的な有効巾は70mm~90mmです。
別の写真の途中で折れ曲がっている金具は?
この金具は改修用支持金具です。
最近マンションの大規模修繕工事に伴い、既設竪樋の改修が多いのですが
竪樋本体は塗装し金具はスチール製の場合はサビによる腐食が進んでいる為
取替るケースが多いのですが、そもそも竪樋と固定しているので取り外しもなかな
か容易ではありません。
撤去する金具は取替るので破損させ取ることは可能ですが、
取り付けるのは有効巾が決っているので物理的には不可能です。
それを解消することができるのが、この金具です。
壁の躯体には元々取り付けていたアンカーが設置されていますので
そのアンカーを使用する場合に、折曲げた常態で改修用支持金具のボルトを
回転してしっかりと確実に固定します。
固定する場合は、必ず折り曲がらない方を下にして下さい。
改修時は全て改修用支持金具を使用するのでは無く既設竪樋と壁の隙間の有効巾が
強固な場合のみ使用して下さい。
ドレンやエルボ及び呼び樋付近以外は、竪樋パイプの性質上、塩ビパイプの場合はたわみを利用に有効巾を確保し一般の支持金具を使用して下さい。
改修用支持金具の強度に関しては、専門機関で強度試験を行い
安全面も立証済みです。
この金具の販売に関しては、弊社にお問合せ下さい。