今日は七夕ですね。
七夕は年に一度、おり姫星とひこ星が天の川をわたって会うことを許された
特別な日とされています。
7月7日といえば日本列島のほとんどの地域は梅雨。この時期に2つの星を見ることは
奇跡。だから一生懸命願いをこめて思うのでしょう。。。
この作品は取引先の工場長に頂いたものです。
耐と戒の文字には一字に含まれる言葉の意味を私自身は心に
重く感じる文字だと思います。
数年前になりますが、他の会社から工場長として就任した時に
新年の挨拶状を兼ねた年賀状に感動したのを思い出しました。
極々一般的な年賀はがきではなく、何十にも折重なった筆で書いた長文の年賀状
その年賀状は他には類を見ない、まるで昔の朱印状のようでした。
工場長の正確な歳はわかりませんが、私よりも大先輩
私は、自慢ではないですが、どんな人でも人生の先人の言うことがを大事に
受け止めてきたと思います。
その工場長も私の会社に来ては、仕事のことや人生のことなどいろいろと
助言をしてくれました。
そのなかで感じたことはこの方は、何があっても決して他の悪口や同情を
かうような言動は一度もないと言うことです。
今回頂いた作品からも人生の困苦や重圧に耐え、自分自身に戒めの心と信念を
もって接してきたことを伺い知ることができます。
工場長は来月退職すると言うことで、
自宅に飾ってあった作品をわざわざ届けてくれました。
耐と戒の文字から、自分の心に向き合い、
鼓舞する言葉としていきたいと思います。