西春駅の北に若宮商店街があります。ここに古くから伝わる伝統行事、
獅子舞のお祭が今日10月8日に行われました。
天候は良く大変心地がいい朝を迎え、絶好のお祭日和です。。。
長年続く行事でも時代と共に伝統的なお祭の志向も変わって行くものです。
私達の子供の頃はみんな祭が大好きで、毎年色んな
お祭が待遠しかったものですが・・・
最近では、子供の数も少なく、町内の宮係りや、ご近所の方々が、
年行事の一環として、形式的に行っているようにしか見えないのが現状です。
私達の頃も含めて昔は、大勢の子どもたちが町じゅうをねり歩き、ご近所の家を
廻り、ご祝儀をいかに沢山もらえるか、競い合っていたものです。
それが楽しくて。楽しくて。
今はどうなんでしょう?
そのような地域は今もあるんでしょうか?
少なくても私たちの地域には、そのような風習は有りません。
他の地域では、子供たちは参加せず。行事が終わったら各家の玄関のノブに
お菓子の詰合せをばら下げて置くと聞きます。
当然、子供たちは何があったのか分かっていません。
果たしてそれでいいのでしょうか?・・・
多分、良いから、そうなってしまったんでしょうね。
だけど、本当にそうなのでしょうか?
参加したいと思う子供はいたと思います。
しかし、ここ数年、飾っていただけの獅子舞が、
今年から町内をねり歩くことになりました。
そうなった経緯は私は知りませんが、やはり、飾っているだけではダメだ、
町内をねり歩き祭りらしくしょうと、考えている大人がいると言うことです。
私的には賛成ですが、中にはそんなことしなくてもいいのではと言う
意見もあるみたいですが、確かに車の通行の妨げや、事故などの危険性もある
賛否両論はあります。
ただ、今日私も参加させて頂き小さな子供達が一生懸命歩き、
戻ってきた神社の鳥居の前で、無事に戻ってきました。と
おじぎをする姿をみて、やっぱり大人がちゃんと子供達に伝えていかないと
いけないと率直に感じました。