去年暮から進めていた仕事が決り、先日から工事に掛っています。
その内容は、私たちの原点とも言える板金工事を伴うリフォームです。
老朽化が進む古民家の移築や再生に力を入れる、大手リフォーム会社と
正式に取引することになり、今回の仕事が初仕事になります。
建設業界全体を含めリフォーム業界も不況と言われている中、
この会社は独自の視点で業績を伸ばしておられるようです。
今年に入ってまだ半月ですが、現在大小含め4件のお話を頂いております。
まだ、取引も間も無い状況ですので、私どもの信用力も薄いと思いますが
これからいくつかの物件をこなす上で、より信頼を深めていきたいと思います。
さて、今回の仕事は、鎧貼りです。
鎧と聞くと戦国武将の鎧のように
戦陣において、敵の放つ矢や刀・長刀などの攻撃から身を守る為の鎧を想像すると思いますが、
建築用語の鎧貼りとは
下見板張りの一種で、平たく長い板状の外装材を横張りする工法を言います。
それでも本格的な和風建築に杉板などの鎧張りを採りいれた建物は見ませんが
割と安価なガルバリウム鋼板や金属サイディングなどの鎧張りは施工しているみたいですね。
私たちは今回、ガルバリウム鋼板で鎧張りを施工しました。
お客様の敷地内のはなれので外観は非常に重量感がある平屋です。
風格ある外観の鎧張りは
住んでいる人々の生活を外敵から身を守ると言う意味から、
鎧張りと昔の人が名付けたのでしょうか?
また都会には似合わない、田舎ならではのおもむきが感じられますね。