私が今の仕事に就いた最大の理由が物つくりでした。
しかし、いつの間にか形あるものから形にとらわれない物を追い求め
いつしか物つくる。(製作から)こちらの「創る」に気持ちを向けるようになりました。
実際に今岡さんのように、私には、これと言う作品が有る訳ではありません。
お会いした時にお話しをしましたが、現在の私たちの関っている仕事は
形や品質、精度にこだわり、色んな部分で、がんじがらみになっているのが現状です。
このような仕事をしている以上、仕方の無いこと、割り切るしかありません。
ですので私の場合は、少しでも物をつくる上で、みんなが楽しく、また創造できる環境
創りを心ざし個人創業を得て会社を設立しました。
「創る」は想像以上の何かを求め
「作る」は想像範囲内もしくはそれ以下と、何かに書いてありました。
今岡さんもきっと作品をつくる上で想像以上のもの創りを求めているのでしょう。
堅苦しい話しはさて置き、冒頭でお話した、今岡さんとは、
三重県桑名市で工房をもたれている金属造形家の今岡秀則さんです。
2007年5月にKUROGANE-YAとしてギャラリーをオープン
作品はどれも斬新で今岡さんの人柄がよく出ていました。
あくまでも私の意見です。後は実際に作品を手にとって見ていただき、感じていただくのが一番だと思います。
もちろん、購入も可能です。
是非、お近くに行った際は、今岡さんの作品KUROGANE-YAを覗いて見て下さい。
最後に、私が言うのもおかしいですが、金属を扱う者として
金属はかたく冷たいイメージがありますが、必ずしもそうとは限りません
表現のしかたでは、柔らかく温かみのあるものです。